中島正己
Masami Nakajima
宝石の専門学校でデザイナー・製作者としての技術を取得し、実際にジュエリーのクラフトマンとして活躍した経歴を持つ。
後にアンティーク・ジュエリーの素晴らしさに見せられ、英国骨董宝飾店「ボンド・ストリート」を設立。
以来、100回以上渡英し、主にロンドンより価値あるアンティーク・ジュエリーを探し出し、日本国内に紹介している。
また、ヨーロッパ各地の美術館、博物館、高級宝石商などを精力的にまわり、世界的、歴史的最高級品の数々に直接ふれ、宝飾品歴史家としての知識と見聞を深めている。
現在、大学等からも招聘され特別講演も行う。
1960
三重県伊勢市に生まれる
1980
学校法人水野学園 ヒコ・みづの宝石専門学校 本科卒業
ジュエリーのデザインと制作の実務を学ぶ
卒業作品においては最優秀作品賞及び、来校者人気投票第一位を受賞
1981
有限会社スタジオ・メイ入社 荒川芳秋先生に師事
ジュエリーのデザインと制作に携わる
手作り逸品制作はもちろんのこと、メーカーからの依頼によるデザイン量産品の開発、原型作り、キャスティングの工程など幅広くすべての実務を行う
1981-83
プラチナ・ギルド・インターナショナル主催のプラチナ・デザイン・コンテストにて、第6回~第8回までデザイナー部門及び製作者部門を共に3年連続で受賞
1984-86
アンティークジュエリー及び西洋美術の輸入・販売に携わる
および日米宝石鑑別センター主催による「簡単に描けるジュエリー・デザイン講座」の講師を務める
1987
独立し、ナカジマ・コレクション設立
1987年10月に初めて、素晴らしいジュエリーとの出会いをもとめて英国ロンドンへ旅立つ
美術品として価値の高いアンティークジュエリーの輸入・販売を手掛ける
1990
名古屋の中心地 栄に英国総領事館後援のもと、日本最大級のアンティークジュエリーの専門店
ボンド・ストリートを開店
1992
英国宝飾品歴史家協会会員となる(The Society of Jewellery Historians)
1998
ロンドン・アンティーク・ディーラーズ・アソシエーション会員となる
(London and Provincial Antique Dealers Association 通称LAPADA)
同時に国際芸術作品条約連合会員となる
(Confédération Internationale des Négociants en Oeuvres d’Art 通称CINOA.Amsterdam)
2000
6月、英国ロンドンのChristie’sにおいてウィンザー公爵夫妻が愛用していた名品の数々を激しい競り合いの末、落札し日本に持ち帰る
2002
ロシア皇帝御用達宝石商W.A.Bolin歴史回顧展より招待をうけ、ロシア連邦 モスクワ クレムリン宮殿を訪れる
2009
名古屋外国語大学、国際ビジネス学科からの招聘にて特別講演を行う
2011
名古屋外国語大学、国際ビジネス学科からの招聘にて第二回特別講演を行う